読み聞かせが、親子の絆を育て、
癒しと成長をつなぐ道標になることを祈って
このサイトについて
読書の入り口としての読み聞かせ
「本で広がる子供の世界」は、読書の入り口としての読み聞かせを大切にしながら、親子の時間をより豊かにし、やがて子ども自身の読書へとつなげていくためのサイトです。
大人が大切にしている世界観を、子供に手渡す
読み聞かせとは、ただ本を読むことではなく、
大人が大切にしている世界観や価値観を、静かに子どもへ手渡す行為だと考えています。
わが家でも、子どもが小学校を卒業するまで読み聞かせを続けてきました。
主に読み聞かせをしていたのは父親でした。父親は仕事が忙しく、寝る前の読み聞かせが子供と主体的に関わる唯一の時間だったと思います。
父親が選んだ本は「社会と自分との関わりを考えさせる本」が多く、正直、難しいテーマの本もありました。しかし、後に子供たちから話を聞くと、詳しくわからなくても「大切な話であること」が分かり「そうした話を聞かされている自分が少し大人になったような気がした」と語っていました。
親子の絆と癒しが、明日の読書への力に
もちろん、読み聞かせの時間は、難しいテーマを考えるためだけのものではありません。
同じ物語を味わい、同じ場面で笑い、立ち止まり、問いを交わしながら、親子の心が少しずつ通い合っていく、かけがえのない時間でした。
そして何より、読み聞かせは子どものためだけのものではなく、
読み手である大人の心を整え、癒し、明日への活力を与えてくれる時間でもありました。
このサイトは、そうした我が家の経験を土台に、
「どんな本を選べばよいのか」
「どう問いかければ、読み聞かせがより深まるのか」
「どうすれば、読み聞かせから読書へ育っていくのか」
について、提案し解決していく場です。
このサイトが目指していること
このサイトが目指しているのは、
良書との出会いと親子の対話を通して、子どもの世界を広げ、読み聞かせを読書の土台へ育てていくことです。
そのために、次の3つ視点で運営していきます。
情緒を育む本の選書リスト
子どもが物語の中に入り込み、登場人物に共感しながら、
喜び、悲しみ、驚き、勇気、やさしさといった心の動きを体験できる本を紹介します。
本を通して心が動くことは、子どもの中にある感情を育て、
他者を理解する力や、ものごとを受けとめる力につながっていきます。
このサイトでは、単に人気の本を並べるのではなく、
- 子どもが自然に物語へ入り込み、登場人物に共感できるか
- 大人が「読ませたい」「一緒に味わいたい」と思えるか
- 子どもの情緒や想像力にどんな広がりをもたらすか
という視点から、本を選び、紹介していきます。
読み聞かせを深める親子のやり取り
読み聞かせの価値は、本そのものだけでなく、
その前後に交わされる親子のことばによって、さらに深まります。
たとえば、
- 「この子はどんな気持ちだったと思う? 父さんだったら辛いかもなぁ」
- 「もし自分がこの場にいたら、どうする? ママは泣いちゃうだけで何もできないかも」
- 「いちばん心に残ったところはどこ? パパは、船が出航するシーンが感動したなぁ」
- 「このあと、どうなったと思う? 実はお母さんにも同じようなことが起こったんだよ」
こうした問いかけは、子どもにとって
感じたことをそのまま言葉にして人に話す練習になります。
さらに相手の気持ちを想像する力になり、
自分の考えを持つきっかけにもなります。
このサイトでは、本を紹介するだけでなく、
読み聞かせをより豊かな体験にする問いかけや親子のやり取りもあわせて提案していきます。
読み聞かせから読書への発展
読み聞かせは、それ自体が大切な時間であると同時に、
やがて子どもが自分で読む力へ向かっていく入口でもあります。
絵本で出会った世界が、児童書へ。
児童書で芽生えた興味が、図鑑や一般書へ。
ひとつの物語が、現実の体験や学びへ。
そうして本の世界が少しずつ広がっていくことを、私はとても大切にしています。
このサイトでは、
- 絵本
- 児童書
- 興味のある分野を深める本
- 関連する一般書
- 本の世界を現実に広げる品物や体験
まで含めて紹介し、
「読んでもらう」から「自分で読みたくなる」へつながる流れをつくっていきます。